1?年ぶりの酔っ払いのお客さん

昨日は、ドタバタな出来事が。
実家は、小料理屋というか居酒屋を経営していますが、
そこに、本当に久しぶり、かれこれ20年近く来なかったお客さんが
来てくれました。
でも、店に来たときには既に、だいぶ出来上がっている状態で、
うちのお店に来ても、大きな声で話をしていました。

母は、長年のカンで、これ以上飲ませたら不味いと思い、お酒は出さず、ウーロン茶を出していたようで、もっぱら、しゃべってばかりだったとのこと。

私の方は、店に用があり、行くと、「誰だ、あいつは」というようなことを言われ、母が「娘ですよ」と言うと、
「おい、こっちにこい」みたいなことを言われ、適当にあしらっていると、急に不機嫌になったりと、散々な思いをする羽目に。
これは、時期を見計らって退散したほうがいいなと、退散すると、その後母から呼び出しが。

どうやら、このお客さん、店を出たら、転んで頭を打ったらしく、
蹲っていました。
意識はしっかりしているようですが、口が回りません。
これは、もしかして、脳梗塞脳挫傷脳卒中???
不安になって、救急車を呼ぶかという話になり、結局奥さんを呼んでくることに。そして、奥さんに判断してもらおうと。
奥さんは、近所で同じように店をやっていて、私も一度も行った事はないですが、今回初めて尋ねることに。

私が伺うと、奥さんは、怪訝な顔をして、「どなた?」というので、
「実は、ご主人がうちの店に来て、酔っ払って倒れてます」と伝えました。
そうすると、「えっ?さっき家に帰ったはずなんだけど」というので
「間違いないと思います。母もそう(○○さん)だと言っていますから」と。
奥さんは、「めがねかけてる?」っていうので、「かけてますよ」と答えると少し信用したらしく、「今お客さんがいるので、断って伺います」と。

私はそれでお役ごめん。主人も帰ってきたので、食事の用意やらなんやらで、その件から手を引き、後で母に聞いたところ、

いつもは、右に回る道を、左に回ってしまい、それでうちの方に来てしまったらしいです。
もう、年は76歳になったとか。肝臓を患っているそうで、入退院を繰り返しているそうです。
奥さんは、もう80歳とか。
びっくり!!
もう、そんな年だったのね。

結局救急車は呼ばず、タクシーで家に帰ることにしたそうです。

なんか、すったもんだした日でした。