ブルーマーダー

誉田哲也さんの「ストロベリー・ナイト」が好きな私。
全作品読みましたが、最新刊の「ブルーマーダー」はまだ。
図書館で予約していたのが番が回ってきたので、ついに読み
始めることができました。

前作の「インビジブルレイン」(映画版のストロベリー・ナイト」で
姫川班が解散してしまい、そして、姫川と菊田の関係も壊れるに至って
しまい、本当に残念でたまりませんでした。

その後、1年後という設定で読みましたが、最初から悲しい。
何って、姫川は前作で亡くなってしまった暴力団の若頭の牧田のことを
思いだし、後悔はしてないけど、でも、菊田のことも忘れられない、という。
で、菊田はというと、、、、。
なんと、結婚してたんですよ。ショック!!!!
ずっと姫川を思い続けるって設定を期待してたので、もうガッカリ。

なんか、最近、こういったこちら読者の期待を裏切られる設定が
多くてがっかりですよ。

代表的なのは、「生徒諸君:旅立ち編」
ナッキーは岩崎君を振り、沖田君だけが愛する人だったと。
岩崎君との愛情は友情であり、愛ではないとかいう。
そして、岩崎君もそれを悟り、さっさと子供作ってアメリカ人と結婚して
養子に入り、農場を継いでしまう。
ナッキーは誰も愛さないとか言っていながらも、沖田君の生き写しといわれる
ぐらい似てるドビオ(やっぱりね)に恋心を持っている。
おいおい、なんだこの展開。
誰もこんな展開望んじゃいないんだよ(怒)

ということで、ブックオフには、気に入らない読者が売っている「生徒諸君:旅立ち編」が
数多く見受けられます。

それにしても、菊田、お前もか!!!
(ブルータス、お前もか!?」の気持ちでいっぱいですよ、私は。

まだ1/5も読んでませんけど、もう超ショックで、先読む気が半減しました。